『芸術新潮』11月号に諏訪敦さんによる『芸術のわるさ』の書評が掲載されました。
「特にマッド・アマノと白川義員との間で争われた「パロディ裁判」(1971〜87年)を論じた章は読ませる。著者による執拗と言っていいほどの考察は、和解成立までにじつに16年を要したこの裁判記録に向けられ、都合6回も下された判決と和解の内容を検討し、著作権法が何を扱い得たのかを明らかにしている」